当社は「3PL」を主業務としております。
3PL とはクライアント企業から包括して物流業務を受託し、それに適した物流センター・配送網を使用し物流業務を管理・遂行する事を言います。
簡単に言ってしまえば、クライアント企業と物流業者の仲人と言えます。
この様に言ってしまうと、「中間マージンを摂取する業者」と捉えられる事もございますが、当社はSCM の観点から適正な物流を構築し、日々発生するオペレーションフォローを実行する事により、クライアント企業様にご満足いただけるよう、最適且つ効率的な物流提案をさせていただきます。

最適な物流インフラの構築においては「物の流れが効率的かつ単純である事」「情報の流れが明確である事」「時代の流れに敏感である事」この3 つの「流れ」が重要であると当社は考えます。
「物流」とは企業においてのコアビジネスを支える上で重要なウエイトを占め、専門知識を必要とする業務です。
物流をスムーズに機能させるためには、商流における「ビジネスルール」と物流における「オペレーションルール」のバランスがとれている事が重要です。
しかし、多くの企業で「ビジネスルール」が先行し、「オペレーションルール」が軽視されがちな傾向にあります。
そのままの状態でビジネスを拡大させていった場合、比例して発生するサプライヤーやユーザーの増加、それに伴う指示・命令系統の多様化によって、より顕著な歪みを生じさせます。
それにより、「物流の複雑化」「情報の不透明化」「物流管理費用の増加」が発生、結果コアビジネスに影響を及ぼす状況に発展し、苦慮されている企業様も多々みうけられます。
私たちは、蓄積したノウハウでそれらの課題を解決すべくお手伝いする事をお約束いたします。

「SCM」とは資材や原料の調達から製品をユーザーに届けるまでのプロセスを最適化する取り組みの事です。
それは企業において滞留資産を最小限に抑え、仕入量と販売量を限りなく一致させる事により、無駄な管理コスト・滞留コストを削減し、利益を最大限に確保すると言う考えに成り立っています。
一見すると当たり前の事のように思われますが、多くの企業で機会ロス等の理由から実行するまでに至っていないのが現状です。
当社はSCM を実行するに当たり「ルールの適正化」と「情報の適正化」が第一条件であると考えます。
それは、ビジネスの前提条件である各部門のルールに無理があり、潜在的に歪みが生じ、的確な情報の伝達・開示がなされていない場合、経験と勘だけでビジネスを行わなくてはならなくなってしまうからです。
私たちは「物流」を「インフラビジネス」として捉え、それらの改善のご提案を行っております。
また、物流上で頻繁に発生する「イレギュラー」を「レギュラー」として捉え、「イレギュラーに対応するルール」をあらかじめ設定する事により、迅速かつ的確な「物流インフラ」の構築を目指します。